道具職人マキリの仕事

道具の名前 『マキリのペン』 マキリが考案して作ったオリジナルのペンです。ボンドという、どこにでも生息している小さな木で作られました。ボンドの木は、空気さえあれば成長するため、ペンに加工されても一年中、白い四つ葉を蓄え、その碧い樹液がインクの役目を果たすのです。作りは、削って、握り手を付けただけのシンプルなものです。...

~マキリのペンにまつわるお話~ 『ふたりの国王とアートラの魔力』 38年もの間、争いの絶えることがなかった、ベイリー国とキーン国。その争いを終わらせるために、破壊エネルギーのアートラを遂に『武器』として使う戦いに両国は向かおうとしていました。周りの国々も、もはや、それを止めることは難しいと思っていました。  ...
ティアに咲く花 『ミナモ』 茎がなく、森などの地面に直接、咲きます。自らが持つ水分が吹き出し、花びらの先に雫をつけている姿が、水が跳ねた水面(みなも)のように見えることから、ミナモの花と呼ばれるようになりました。花が出す水には解毒作用があり、薬草としても使われています。 この花を母に捧ぐ。 2017年5月14日 HaratoRocks

道具の名前 『モルフォースの蝶々葉』...

道具の名前 『ポセイドンの音叉』 リンドンという共鳴石で作られています。片手で持つことが出来る虫眼鏡程度の小さな道具です。持ち手の石玉の部分を専用のスティックで叩くと、キーンと甲高い音がします。空気中では、叩いても、持っている手にさえ全く振動を感じません。ところが水の中で使うと大きな振動を起こす力を持っています。

道具の名前 『サザム王の茶器』 マキリが、ナナダイ国を訪ねた時のことです。シフーという道具職人仲間から、こう相談を受けました。 「国王から特別な茶器を頼まれたのだが・・・」。...

~ポセイドンの音叉と湖上の王冠にまつわるお話~ 『湖上の国と風の女王』...
道具の名前 『オスランの琴』...